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女性に襲い掛かる夕方の疲れの原因とは?

女性も男性も同じ人間ですが、この世に体を授かった瞬間からその区別が始まっています。

持っている臓器も筋肉量も分泌されるホルモンもまるで違います。

 

同じように流れている血液ですら、男性は血液ドロドロに関係する脳梗塞や心筋梗塞などの要因になる「動脈」に注目して血流を改善しないといけない事が多いのに対し、筋肉量の少ない女性はむくみや下半身の冷えが問題になりがちです。

そしてその際に必要な対策は「静脈」に対して行わなければならないのです。

 

 

よく夕方にどっと疲れたり、気分が悪くなったり、足がむくんで辛くなりませんか?

 

女性の血液量は体重の約7%(体重50kgでおよそ3.5ℓ)です。

静脈のポンプであるふくらはぎの筋肉が弱い女性の足には、夕方になるとなんと10%~20%の血液が溜まってしまいます!

平均で500mlペットボトル1本分にもなります。

そのため心臓に戻る血液が不足して低血圧に!

さらに血管から染み出した体液がむくみの原因にも。

そのせいで脳に酸素や栄養を運べず、疲れを酷く感じてしまうのです。

 

ではその可哀想なふくらはぎのポンプを使ってあげるために、1日1万歩歩きましょう!

ウオーキングが最高の対策ではありますが

・・・でも、毎日は難しいですよね⁉

あたりまえです。だって忙しいんです、女性は。

仕事に、家事に、育児に雑用に。

一人でしっかり歩く時間なんてないんです。

 

だから「あたりまえ体操」です!

背筋を伸ばしてその場でかかとを上げ下げするだけの動作です。

それだけでその場で出来るとってもお手軽なふくらはぎの体操になるんです。

気付いた時に行う、タイミングを決めておく、など、ご自身の生活リズムで考えていただければ良いです。

 

 1日に1セット20回から30回を2~3セット行うと夕方の体調不良やむくみを防止できる他、続けることによって慢性的な冷え対策、肩コリ改善にも効果的です。

 

 サロンケアの合間のセルフケアで、長く健康を保ちましょう♪